放送報告

【第8回~福祉×観点~】「自分の観点だけじゃなくて、相手の観点に立てるかどうかが大切」 NR JAPAN株式会社 観術講師 原田卓さん

2017/03/15

 

第8回ゲスト

「ガチフク!」第8回目は、NR JAPAN株式会社にて観術講師として活躍なさっている原田卓さんをゲストにお招きさせていただきました。
観術とは、いわゆる認識技術のこと。自分自身のものの見方を自覚して、必要に応じて柔軟に変えられるようになることで、相手との関係性を改善できたり世界の感じ方までを変えたりすることができる技術だそうです。それだけでもとっても興味深いお話なのに、今回、原田さんは、とある“ミッション”を抱えているそうですよ

そんな原田さんは、実は、北海道に来てまだ2ヶ月。毎日が新しいこと尽くめでとっても楽しくて、北海道が大好きになったとのことです。ようこそ、北海道へ!そして、「ガチフク!」へ!!

 

 

――〈平間〉あ、半年後には、雪と寒さで大嫌いになると思いますよ(笑)

 

「(笑)!」

 

――〈平間〉原田さん、生まれはどちらなんですか?

 

「生まれは長野の飯田なんです。飯田は長野県の南の方なので、あまり雪が深く積もったりはしなかったんですけど、雪自体は慣れていますよ。でも、きっと北海道の積雪は次元が違うんでしょうね」

 

――〈平間〉僕、生まれが芦別っていう、いわゆる北海道のほぼ真ん中に位置する富良野の隣にある町なんですよ。そこで冬休み中に学校のグランドに積もる雪って何cmくらいだと思います?

 

「えっと・・・50cmとか?」

 

――〈平間〉結ちゃんはどう思う?

――〈結〉ん~・・・、2mくらい!

――〈平間〉正解!!!

 

「え~!すごいですね!!!」

 

――〈平間〉身長を遥かに越えた量の雪が本当に積もるんですよ。道路には除雪が入りますから、交通状況に影響はあまり出ないんですけどね。

でも、さっそく福祉の話題になるんですけど、おじいちゃんおばあちゃんが一人暮らしとかしているところにヘルパーさんが行くと、いつも雪が玄関の半分くらいまで積もってしまっていて、ドアーが開かないんですよ。ヘルパーさんって、ご飯作ったりお風呂のお世話をしたりするのにご自宅にお伺いする仕事なんですけど、雪国のヘルパーさんは雪掻きをして玄関のドアーを掘り起こすところから仕事が始まるんです(笑)
“雪国福祉あるある”ですね(笑)

大雪

 

 

――〈平間〉原田さんはなぜ観術講師になられたのですか?

 

「今の仕事に就くとは全然思っていませんでした。正直に言うと、教育関係の仕事に対して、“誰かに何かを教えるなんて、おこがましい”と自分は思っていたんです。だって、人に影響を与えるわけだから、その分だけ責任を伴うわけじゃないですか。

“こんなにわからないことだらけなのに、自分が何かを誰かに教えるなんて滅相もない!”と思っていたんですが、いろいろあって今のところに辿りつきました(笑)

 

 

――〈平間〉“何かを伝えるって、影響が出るし、責任を伴う”って本当にそうですね。どの分野だとしても。
だって僕、原田さんに「講師です」って自己紹介された時点では、スッと理解できたんですよ。でも、「“観術”の講師です」って言われた瞬間、はてなマークが50個くらい出てきましたもん(笑)

 

 

「もともとは、中学2年生のときに大きなきっかけがあったんです。おじいちゃんおばあちゃんと一緒に住んでたんですけど、おばあちゃんが他界した時に、人の死に目や身近な人の死を初めて経験したんですよね。
その時に、“人間って何で生きているんだろう”“生きるって何?”とか、“心って何だろう”“心ってあるっていうけど、どこにあるのかな”って、いろいろ考えたんです。・・・エヴァンゲリオンが流行ってた影響もあったとは思うんですけど(笑)」

 

――〈結〉キリスト教の深いところがテーマに取り込まれてたりしますからね(笑)

 

「そうそう(笑)!いろんな世界観が盛り込まれていますよね。だから、心を知りたいなって思って、心理学を学べる大学に進学したんですよ。
そこで勉強してみてわかったのが、 “心がなんなのかは、よくわからない!!”ってことがわかったんですよね(笑)」

 

 

――〈平間〉(爆笑)!!!

 

 

――〈結〉大学の心理学って脳科学に近いですものね。“錯覚”とかから入っていくし。

 

 

「科学ですね。統計学を最初に勉強させられるから、文系の自分は数学が全然わからなくて、そこで挫折しました(笑)」

 

 

――〈平間〉僕、脳科学とか統計学とか難しい単語が出てきて、今挫折しかけてます!今!(笑)

 

 

「(笑)!」

 

 

――〈結〉なんかね、心理学の勉強の最初は、「これは何に見えますか?」っていうアンケートを集めて、その結果のデータを出して、傾向とかを分析していくの。

 

――〈平間〉それが心理学なの??

 

――〈結〉入門ではね。

 

 

「それを学んで、“わからない”ってことがわかりました(笑)

でも、社会に出て働かなきゃいけないから、どうせ働くんだったら世の中の役に立つことをしたいと思って、興味があったのが環境問題だったんですよね。だって、単純に考えたら、地球に生きてるんだから、地球がダメになっちゃったらどうしようもないじゃないですか?(笑)

 

 

――〈平間〉それ、結ちゃん、来るときの車の中で同じこと言ってたよね。

 

――〈結〉私、最初の就職先が、環境活動系のNGOだったんですよ。大学では幼児教育、大学院では経済を研究してたんですけど(笑)

 

――〈平間〉やっぱり二人似てるね~!なんか感動(笑)

 

地球

 

 

 

Change the view
~福祉×観点~

 柔軟な観点を持つと、安心できる仲間が増える

~ 共感できるか共感できないかの違いは、
捉え方や観点の違い ~

 

――〈平間〉本日は「福祉×観点」というテーマなんですけど、先日、原田さんとお食事させていただいた時に「これって今の福祉に必要な観点だな」って思ったことが本当にたくさんあったんです。

僕、実は、環境問題に関しては、エコだとか、車の煙がどうだとか、いろいろ言われていることがあるのは何となく知っているけれど、“大切なんだろうな”と漠然と思っているだけなんです。ぶっちゃけて言うと、“自分が何かやってもあまり変わらないのかな”って思ってしまっている部分があって、きっと身近な生活の中にあるんだろうけどうまくスッと流している、という状態なんですよね。変に第三者目線になってしまっている、というのかな。

このことって、いつも散々「福祉がどうだ」とか「高齢者がどうだ」とか熱くるしく語っている身として、語られている相手が同じような第三者的感覚になってしまっているケースが少なくないんじゃないかな、って思ったんです。ニュースで“時代は高齢化”だと何となく聞いたことがある。「福祉」「高齢者福祉」「障がい者福祉」っていう言葉も何となく知っている。だけど、福祉分野じゃない人や身近に当事者がいない人からすると、「自分のことではないな」と何となく流して生活している。もちろん、それが良いとか悪いとかいう話ではありません。

僕の言葉でいうと、「福祉」って、アパレルでも飲食でもおもてなしの一環としてその一端を担っていくであろうものなんです。今後、高齢者の方が30%を占め、3人に1人が高齢者になります。そして、人口の8%が障がい者です。つまり、日本の社会は、人口の半数近くが何らかの配慮や何らかのケアが必要な状態になるこのことは、厚生労働省が発表している未来のことです
だから「福祉分野じゃない人たちも関係あるんだよ、サービスの一環・おもてなしの一環としてできることがあるんだよ」と熱くるしく語り続けています。脚の不自由な人が商品を手にとって見ようとしているときに「ちょっと手伝いましょうか」とか、試着室に入るときに「一瞬支えますよ」とか、飲食店で「最寄の車椅子トイレはあそこですよ」とか伝えられるだけでもいいんです。

でも、その僕も、専門分野の一歩外に出て「環境」と言われると、途端に捉え方が曖昧になってしまう。
「環境」って、観術を用いたらどう捉えられるんですか?

 

 

「僕も平間さんと話していて共通点がたくさんあるなと思っていました。それは、僕の仕事や活動も、平間さんのやっている活動も、ある意味では同じ「教育」だなと思ったからです。

先程のお話から繋げながら説明すると・・・「福祉」という単語を聞いたときに、皆さんそれぞれが思い浮かべる福祉に対するイメージが違いますよね。「大変な人を健康な人が助けるのが福祉だ」って思っている人もいれば、平間さんみたいに「もっと気軽にお洒落にかっこよくやれるのが福祉なんだ」って思っている人もいる。同じ一つの単語や概念なんだけれど、そこに対するみんなのイメージが違っている状態なんです」

 

 

――〈平間〉うんうん、なるほど。確かに、単語や概念に対するイメージが人それぞれ違いますね。

 

 

「それこそ“捉え方が違う”と言えるし、“観点が違う”というふうに言える。
なので、その捉え方の違いや観点の違いによって、共感できる人もいれば、共感できない人も出てくる

 

 

――〈平間〉仕事や、プライベートでもそうですよね。

 

 

「そうそう。よくあるのが、恋愛関係での“男とはこういうものだ”とか“女とはこういうものだ”というものがお互いにぶつかったりするからケンカになっちゃったりね」

 

 

――〈平間〉そうですね。カップルの場合でも、仕事やプロジェクトの場合だとしても、何か出来事や問題が起きたときに「これはこうだろう」と自分の観点で自ずと判断してしまっていて、相手がちょっと違う観点で判断していた場合に「それは違うんじゃないの?」とぶつかる、ということですよね。
でも、まず、“自分が、自分の観点を持って話しているんだという意識”を持つことが大事ですよね。

 

 

「そうそう。そうですね。

“自分が思っていることだけが全てじゃないんだ”というふうに自覚できることがまず大事ですよね」

 

 

――〈平間〉相談支援専門員という障がいを持った人のケアマネージャーの資格を取るときに、「相談援助技術」という、壁をつくられないで気兼ねなく話してもらうための、人から想いを引き出す技術を学ぶ機会があるんです。例えば、ソーシャルワーカーとか相談員が、「病気だけれど、治療を受けるためのお金がなくて困っているんです」という人の家族の方の相談を受けたり、「退院したいんですけど行く先がないんです」という人の相談を受けたりする場面で役立つ技術です。

その中に「自己覚知」という言葉があって、今回の話にピタッと合ったんです。自分の観点だけで相手のことを評価しちゃいけないし、まず自分の観点と相手の観点が違うということを理解するところからはじめましょうというポイントがその相談支援技術を学ぶ中にあったことを思い出しました。

原田さんから「観術」や「観点」の説明を聞いていて、あれはコミュニケーション技術の一つだったんだな、と思ったんです。

 

 

「本当にそうですね」

 

 

――〈平間〉そこから、多角的に物事を見る技術だとか、“物事の捉え方に特化したコミュニケーション技術のことを観術というのかな”と僕なりに思ったんです。これはきっと、福祉分野の人にとってもそれ以外の分野の人にとっても、分野を超えて役に立つ技術なんじゃないかな、と思いました。

あと、そう言いつつ福祉分野の話になりますが(笑)、「観術」って、認知症介護をするときに役立ちそうだと思いました。
というのも、自分の観点だけでぶつかっていくことしかできない人だと、認知症介護って絶対にイライラしてしまうはずなんです。お箸とお茶碗が何なのかということを理解できないという症状の利用者さんの介護を担当しているときに「おいっ!何で食べれないの!?」っていう感覚になってしまうのは良くないことで。

でも、それって、その人は自分とは違う食卓の見え方をしているんだって捉えられればスムーズじゃないかな、と当時思ったんですよね。認知症だとか病気だとかいうことを配慮せずに自分の観点のみで判断してはいけない場面や、感情的になってはいけない業務の場面において、視点や観点を変えて取り組んでみるという姿勢は、ある意味「観術」だったのかな、と思って。・・・合ってますか?

 

 

「うん!会って3回目とは思えない!」

 

 

――〈平間〉よかった~!
だから、原田さんが、この“観術”という考え方の技術を広めようとしているということは、この技術を身に付けた人たちが向き合う人たちもきっと更に変わっていくんじゃないかと思って、個人的にも、単純にいいな、と思いました。

 

 

「自分は“観術”で、観点の違いを知ることで、安心できる仲間が増えたというのが大きいですよ」

 

 

――〈平間〉多角的にいろいろ見てくれるっていう仲間っていう感じですか?

 

 

「そうそう。何でも話せる間柄だと自分は思っていたとしても結局は相手に裏切られちゃったとか、この人だったら大丈夫かなと心をオープンにしてみて何でも話してみたら意外に言ったらダメなこともあったとか、人間関係っていろんなことがあるし、そういうときってショックじゃないですか。
男性の心はけっこうガラスのハートなので(笑)」

 

 

――〈平間〉そうですね、そうですね!男性の心は弱いですからね(笑)
結ちゃん、知ってた?失恋した時って、女性より男性の方が引きずるんだって。

 

――〈結〉そうらしいですね(笑)

 

――〈平間〉はははははは!女性の方が本能的に「次!次!」ってバシバシ行っちゃうんだってさ。男女

 

 

 

~ “知っている”ということから自分を自由にしよう!
「ゼロベース思考」 ~

 

――〈平間〉まぁ、そんな話は置いておいて(笑)。

原田さんといろいろ話していて、これすごいな!と思ったものの一つが「ゼロベース思考」です。結ちゃんやラジオの前の視聴者さんたちにも教えていただいていいですか?

 

 

「はい。

「ゼロから考えてみましょう」とかは世間一般的によく言うじゃないですか。だけど、それがなかなか難しいんですよね。例えば、さっきの「福祉」に対しても、一回聞いたことがあるから、その聞いたことがあるものを基準にして考えてしまう。そこをしっかりゼロにする技術です。

赤ちゃんや子どもって、最初は何も知らない。完全にゼロから始まるんです。だからこそ、何でもできるって思うだろうし、何でも可能性で捉えて、毎日が楽しいんです。それが、大人になるにつれて知識が増えていくと、わくわく加減は逆に減っている人が多く見えてしまいますよね。

だから、常に“知ってることから自由になれるかどうか”というのがゼロベース思考で大切なポイントなんです。

私たちは、一回学んでしまったら、“そういうものだ”と思ってしまう傾向があります。例えば、人間関係でも、「○○さんは嫌な人だなぁ」と最初の頃に思ってしまったら、常にその人のことをその観点で見てしまい勝ちですよね。

 

 

――〈平間〉第一印象とか、固定概念とか。

 

 

「そうそう。固定観念ができてしまう」

 

 

――〈平間〉上司にこんなこと言ってもダメだろうな、とか、疲れて家に帰っても嫁は優しくしてくれないんだろうな、とか(笑)。このコーラも甘くてシュワシュワしてるんだろうな、とか。
それは経験として知っているからだと思うんですけど・・・。“経験として知っている固定概念が、大人になると毎日の生活や環境の中にたくさん存在してしまっている”って感じですかね?

 

 

「そうそう。人間関係には特に出やすいですよね。例えば、こういうことをする人は、こういう人に違いない、というふうにしか見れなくなってしまったりね」

 

 

――〈平間〉多角的に物事を見ようと意識している人は、いろんな角度から相手のことを見れると思うんですけど、全ての人がそうじゃないですよね。それって学校で学ぶわけでもないし、世の中ってこうなんだよっていうCMが流れているわけでもないですしね。

「福祉」に関しても、固定観念ってすごくて。「たぶんオレには無理だろう」とか、介護に対する大変そうだという先行イメージからの固定概念が世の中には多くて。でも、蓋を開けてみると、福祉とか介護の向こう側にいるのって、意外と一般的な普通の“生活者”であって。

固定概念を“観術”で改めて、みんなが多角的に物事を認識できるようになれれば、ちょっと世の中変わるんじゃない?っていうように、勝手に僕の中で解釈したんです。要は、固定概念にとらわれちゃダメですよ、って話ですよね?

 

 

「まぁ、平たく言うとね(笑)」

 

 

第8回放送中

 

 

 

 

~ 思考回路のクセやストライクゾーンがまるわかり?!
「褒めゲー」 ~

 

――〈平間〉あと、ご飯を食べながら語り合ったときに面白いなと思ったもののひとつが「褒めゲー」です。

 

「褒めゲーはね、4人一組でやる、相手を褒めるゲームです。

■双六(すごろく)形式で順次お題が書いてあるカードを引いて、40秒間そのお題についてしゃべります。
■お題には、好きな食べ物を10コ挙げてください、とか、無人島に行くとしたら何を持っていきますか、とか、今の社会に対して思うことは何ですか、というようなライトなものからデープなものまでが用意されています。
■まず、しゃべりきったら、その人は2枚のチップをもらえます。
そして次は、聞いていた3人が、お題についてのしゃべりをとにかく何でもいいから褒めていきます。
■最後は、一番嬉しい褒め方をしてくれた人に、理由を添えて、チップをおすそ分けしてあげます。
■10枚チップを貯めたらゴールです。

そこで見えてくるものが、コミュニケーションを取る時の自分のいろんなクセなんです。

例えば、自分が今回はかなりいい話ができたぞと、すごい褒められるのを期待していたのに、みんなしょぼい反応しかしてくれなかったとか。褒める方も、これはかなりビンゴの褒め方なんじゃないかと思っていたら、全然違う人にチップが行ってしまったとか。

ゲームを通して、それぞれのストライクゾーンが違うんだ、ということが見えてくるんですよ。

 

 

――〈結〉なるほど・・・!

 

 

「あと、褒めることって日常でします?あまりしないんじゃないかな?」

 

 

――〈平間〉確かに、意識していないとあまりしないことかもしれませんね。

 

 

「どっちかというと、怒られた記憶が残ってしまうことの方が多いと思うんです。中には褒め上手な人もいますけどね。
褒めるっていう観点で物事を見たときに、いろいろ発想が変わってくるわけなんですよ。人のプラスポイントを意識して見ようとしているからです。だから、ゲームをやってみると、いかに自分は人の良さを日々見ていなかったか、というところも見えてくるわけなんです」

 

――〈平間〉お互いの物事を見るクセもそうだし、きっと、しゃべり方や表現の仕方の良いところまでもわかってくるんですね!

 

 

「平間さん流石ですね、ポイントを掴みますね」

 

 

――〈平間〉うん、褒められると嬉しい(笑)

 

 

 

 

~ 良かれと思ってしたことが
まさかの相手のストレスに?!
「ウシオとトラコ」のお話 ~

 

――〈平間〉あと、番組が終わるまでにこの話は絶対にして欲しい!と思っていたのが、「ウシオとトラコ」の話!僕が「これはおもしろいな!自分のネタにしちゃっていいですか?」くらいに思った話です(笑)
改めて、結ちゃんや視聴者のみなさんにしてもらってもいいですか?

 

 

「はい。牛のウシオさんと虎のトラコさんはね、ラブラブのカップルだったんですよ。
その二匹はね、お互いのことを大切に思っているから、相手のために何かしてあげたいと思います。そこで、ウシオさんは、自分の大事にしている大好きな干草をトラコさんにプレゼントしたんです。

でも、トラコさんは虎なので、普段干草は食べないんですよね」

 

 

――〈平間〉いらねぇよ、と(笑)

 

 

「そうそう(笑) そう内心思うんですけど、「私のことを想ってプレゼントしてくれたという気持ちはわかるから、愛するウシオさんがくれたものだから喜んでもらわなきゃ」と、トラコさんは受け取るわけですよ。

そして、それに対してトラコさんもね、ウシオさんに「いつもありがとう。本当に愛してるわ」と自分の一番大切にしている大好物のお肉をプレゼントしたんです。牛に。

でも、牛は草食だから食べられないんですよね」

 

 

――〈平間〉牛肉だったらどうするんだろう?(笑)

 

――〈結〉親戚だったらどうしようって思いますよね(笑)

 

 

「だけど、ウシオさんも同じように、「そうかトラコさんが自分のことを想ってプレゼントしてくれたんだ」と思って受け取ります。

でも、それを何度も繰り返していたら、「あれ?なんだかおかしいなぁ・・・」と感じてくるんですよね。最初は、気付くか気付かないかくらいのちょっとした違和感なんです。でも、そのことが何度も何度も繰り返し続いていったら、いつの間にかストレスになっちゃうというわけなんですよ。

だって、そもそも、“相手のために”と思ってやるわけでしょ?」

 

 

――〈平間〉自分の観点からね。

 

 

「そう、自分の観点から。

ウシオさんは自分の良かれと思ったことを相手にしてあげた。でも、それを通して結果的に何をプレゼントしてあげてたかというと、ストレスをプレゼントしてしまっているんです!しかも、それをお互いにしてしまっているんですよね。

それがずーっと続いていくと、やがてプチッときて、お互いに「あなたの為に最善を尽くしたのに!」って言ってケンカがはじまってしまうというわけです

相手のことを思えばこそ起きてしまう悲劇ですよね」

 

ウシオとトラコ

 

 

――〈平間〉たぶん、僕、高校生のとき、こんな恋愛してました(笑)

 

「やっぱり視野が狭いというか・・・いや、どの角度から物事を見れるかということなのかな?

だからね、“自分の良かれというものが、相手にとってどうなのか?”というのは、わからないじゃないですか。自分の観点だけじゃなくて、相手の観点に立てるのかどうか。ここが大事なんですけど、難しいんですよね」

 

 

――〈平間〉いやぁ、熱い!面白い!え?僕だけ?

 

 

――〈結〉あたしは好みが変わっているらしくて、「あなたのためにしたのに」っていつも文句言われてばかりで、「あ~あ、この展開わかる・・・」って思ってた・・・。

 

――〈平間〉あ~・・・なるほど・・・(笑)

 

 

――〈結〉原田さん、さっきの「ゼロベース思考」の話から、どうしてもお聞きしたいことが出てきてしまったんです。

赤ちゃんは知らないことがたくさんある。即ち、できるかもという可能性がまだたくさんあるから、知らないが故にわくわくしている。だから、ゼロベース思考を使って、知っていることから自由に解放されたらわくわくしていくんじゃない?という流れの話をしていたと思うのですけど。でも、本能的に人間って、知らないことに対して不安だったり怖かったりするところもあると思うんですよね

福祉に当てはめると、あまり知らない人で何をしてあげたらいいかわからないという不安、もし逆に怒られたらどうしようという恐怖、とか。だから、私的には、知らないことがわくわくするっていうのが必ずしも一繋がりだとは思えなくて。

そこで、“知らないからわくわくする”という方向へのナビゲートをいただけたらなぁ、と思いました。

 

 

「はい!

これはね、“方向性”や“道”が見えるかどうか、というところが大きいと思うんです。人は、道が見えている状態での知らないことへはわくわくして進めるんだけど、道が見えていない状態では不安になっちゃうんです

だから例えば、初対面の人と話すときでも、この人とこんな風に話したら仲良くなれるかもしれないという道がなんとなくでも見えてきたら楽しいはずです。だけど、この人と話しても一向に何も繋がらないんじゃないかと思い始めたら、不安とか怖さにになってしまう。

僕は、それが個人の問題の場合もあるけれど、時代や社会というか、今の日本や世界全体が、道が見えない時代だと思うんですよね。だから一人一人の心も不安になりやすくて仕方ない、新しいことにわくわくしにくい状態。だから、そんな道のない状態で必要なのは、方向性です

 

 

――〈平間〉そんな方向性を感じられちゃうイベントが今月あるんですよね?

 

 

「ありがとうございます!

2016年8月27日(土) 共済ホールにて!

『ジャパンミッションプロジェクト×北海道ミッション』

ジャパンミッションプロジェクトJAPAN MISSION PROJECT

道なき道を開拓してきた北海道の開拓の精神・開拓の魂が喜んじゃうようなイベントです!」

 

 

――〈平間〉観術とか、視点が広がるというのに特化したようなイベントですか?

 

 

「そうですね。北海道が今の世の中にとっていかに必要なのか、ということを見出した方がいて、北海道に観術の新しい教育研修所をつくって、東洋医学と西洋医療を統合した新しい病院を建てようと言ってるんです。北海道は、日本の北海道にとどまらず、未来そのものだ!と言っているので、それを共有しようというイベントなんです!

あと、お二人と、10組20名様をご招待させていただきます!」

 

 

――〈平間〉いいんですか?!
ここで、番組始まって以来の視聴者プレゼントです~!!!

 

 

 

 

 

 

今週のスポットライト!

 介護の資格

 

――〈平間〉原田さんは介護の資格にはどんなものがあるか知ってますか?

 

 

「知らないです。聞いたら「あ、そうだった」と思うかもですけど(笑)」

 

 

――〈平間〉あはは。結ちゃんは?

 

 

――〈結〉平間くんの持ってる介護福祉士でしょ?あとは、ケアマネージャーとか。
あ、でもいろいろ名前変わったりしてるよね。ホームヘルパーも今は違う呼び方するんだっけ?

 

 

――〈平間〉そうそう。
昔はホームヘルパー1級、2級、3級だったのが、今は、介護職員初任者研修介護福祉士実務者研修という資格になったんだよ。その上に、介護福祉士という資格がある。これらが介護現場の資格。

介護支援専門員といういわゆるケアマネージャーは、福祉支援が必要な当事者と福祉制度とを繋げる仕事をしていて、高齢者のケアマネージャーと障がい者のケアマネージャーが別々にあります。

そして、事務系の資格では、介護事務管理士といういわゆるケアクラークがいる。

福祉用具専門相談員は、箸の根っこがくっついたような用具とか、お風呂用の車イスだとかを当事者さんに応じてコーディネートする人。

福祉住環境コーディネーター1級、2級、3級は、法律で定まっている規格の相談はもちろん、「実はこの辺に手すりがあった方があなたの場合は便利ですよ」とか、「便座の高さを調整した方が身体への負担が軽減できますね」とか、そういう視点で見てアドバイスする人。
ちなみに、1級は超難関で、合格率5%といわれています。

介護予防運動支援員っていう資格もあります。

 

 

――〈結〉へぇ~!

 

 

――〈平間〉と、今日は、ここで皆さんに知っていただきたい資格があります!その名も『サービス介助士』です!

是非ネットとかで調べてみてください。
いわゆる、介護従事者が取る専門資格ではなく、みんなが取れる資格です。例えば、「サービスで車イス押しますよ」とか、「身体が不自由な方のちょっとしたお手伝いをしますよ」とかの場面で役立ちます。
百貨店やスーパーや飲食店などのおもてなし技術やサービス技術の一つとして広まって欲しい!

札幌だったら、市営地下鉄の職員さんはみんな取得してるんじゃないかな。

 

 

――〈結〉へぇ~!どうやったら取れるの?

 

――〈平間〉う~ん・・・詳しくはウェブで!!!

 

――〈結〉(あたしが調べてブログにアップするのね・笑)!!

 

サービス介助士とは

サービス介助士について1

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ガチフク!次回のテーマは!

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